【後編】1級建築士 製図試験 カド番生での合格 合格年の勉強内容

こんにちは。1級建築士よろみです。

カド番と言われる年、私は何をしたか。どんな勉強をしたか。 2年目と3年目の違いは何か。

前編からの続きの記事です♪

目次

時間管理(エスキス手順書・作図手順書)

 この試験、時間管理が命です。

チェック時間もしっかり取る事は凡事徹底事項です♪

 エスキス手順書

体に叩き込むためにも自分の字verを一番最初に作成。

単に手順だけではなくポイントもアウトプット♪

 タイムマネージメント通りいけるか、毎回ストップウォッチで計測して現状を見える化させて、

 自分の中のリミッド時間も決めていました。

(本番はこのリミッドを余裕で超える戦いでした・・・!その時の詳細はこちらの記事をご参照ください)

 作図手順書

3年目ともなると、自分の書きやすい順番やらもあって、私の書き順は結構アレンジしている方だと思います。

なんか縦に縮んだ笑 汚字sorry

私は、断面図を書く際に、室名や庇を認識したかったので、断面図の前に文字を書いちゃってました。

作図にはかなり自信があって、最速で2時間で書けるという自分の中のデータを持っていました。(これも一度検証した!)

これは、私の強みでした。エスキスをその分粘れる!そして本番もこの強みにより救われました。。。

作図が不安な方は、まずもって、学校が提示する作図手順書通りに進めてみてください。

作図が遅い=手が止まってる(脳が止まってる)=次何を書けば良いかわかっていない=作図手順が頭に入っていないだけ というパターンが大半だと思います。

手順は完璧!って方は、あとはシンプルに作図スピードが遅いってやつで、

それはもう、書く事でしか早くなりません。

これは、良く言われる事ですが、手順ごとに、計測しながら繰り返す練習が一番効果的だと思います。

例えば、通り芯→柱だけをひたすら繰り返す。

ストップウォッチで1回目2回目と計測していく。

作図は、本当に書いただけ早くなりますので、作図に自信の無い方は、目的を持って書きまくってください!

初年度生向け(学科試験受験者限定)に、ここらへんのタイムマネージメントについては、昨年合格者で私のお勉強仲間の前田くんが動画で詳しく説明しているので、下記ツイートをご参考までに♪

その他やってよかったなぁと思うこと

●階段ドリル

 階高ごとの段数作図の練習が出来るように、CADで作成して薄く印刷し、野帳に貼りまくって、移動中や手が空いた時に、なぞって書いてました。課題発表後は階高もある程度想定できるので、その階高のドリルを作ってました♪

 目的 階段作図の際、手が止まらないようにするため。されど階段の段数。これは持論ですが、ここ適当に書いてると、建築解ってない感がめっちゃ伝わりやすいポイントというか、目立つポイントだと思います。

 効果 自分の中で、書く順番も決めていたので、手も止まらず、本番では特にビビる事なく書けました♪

●課題文音読

 朝のトイレタイムで←笑、ウラ指導の本に乗っている過去問の主文・留意事項・計画の要点を音読していました。

 目的 課題文そのままを素直に認識するため。脱マイノリティ訓練。読解力UP。思い込み、早とちりからの勝手な読み間違いを防ぐため

 効果 一語一句読むって意識して読んでいたからか、思い込みや早とちりからくる読み間違いはかなり減ったように思います。

●図面CHK(自分のも人のも)

 解いた課題の図面を、添削に出す前に自分でCHK。他の人の図面もCHKしたりもしていました。

 目的 図面CHKを身体に叩き込むため。

 効果 これは、図面CHKを自分ですると、そこがチェックポイントや!という意識が加わるため、作図の時にまずもって書き漏れが減ります。本番で図面CHKが出来なかった!なんて、まじて自殺行為だと思っています。図面を書きながらもCHKする意識が強くなるのでかなりオススメです。

赤色の☑が自己チェック

●計画の要点模写

私はどうしても喋り言葉になってしまったり、一般的な語彙力が無く、いざという時に、単語が出てこず、自分の言葉で書いてしまう笑

過去問や各課題の、計画の要点の模写をしました。同じものを最低2回。過去問は、用途の近いものや、パッシブや構造の事などジャンル毎に、今年出てもおかしくないなと思うものを模写するようにしました。

 目的 ロジカルな言い回しや定型文、課題特有のものがあり、それらを自分の中にインプットするため   

 効果 計画の要点が苦手でよく指摘を受けていた私が、唯一もっと早い段階からやっておけば良かったと思うくらい、本番での自信に繋がりました。

●最後の追いこみ

 学科同様に、試験前の最後の追い込みは、かなり重要だと思っています。

 私は試験前の3日間(水曜~金曜)有給を取り、区民センターの貸会議室に籠り、課題を解きました。

これ、なんの課題って、他の資格学校の課題(模試)です。

この資格は、大多数の案が合格案となります。

解答を置きにいく試験なので、その大多数受験者のシェアを占めている資格学校がどんな課題で勉強していたか。

私は、教育的ウラ指導の通信課題で勉強していたので、他の資格学校がどんなものを勉強しているかの情報を得る事の意味は大いにあったと思っています。

 目的 大手資格学校はどんな課題を出しているのか。(この資格の大多数の受験者がどんな勉強をしてきたかを知る)

 効果 この時点で他の課題を見る怖さってのもあるかもしれませんが、課題全体としては、ウラ指導で解いてきた通信課題と大きな違いは特段ありませんでした。ただ、計画の要点の問われ方だったり、法規的な部分の求められ方が違ったりと、部分的な違いは感じました。そういった違いを知るという事も良かったと思っています。

 この最後の追い込みで、さまざまな課題でエスキスを繰り返していくと、本番直前は、エスキスチェックがもう身体に沁みついているのを感じるくらいになっていて、

これは、本番、エスキス3時間15分かかった自分を振り返って、エスキスチェックは実際のところ、進めながらのチェックとなりつつも、チェック項目は網羅出来た!と実感がありました。それは、最後のあの追い込みのおかげでチェックが染みついたからやなぁと、合格した今思っています。

Ipad + goodnote = 良き

 学科の勉強でもIpadを活用されているか方多いと思います♪

 製図の勉強でもかなり活躍しました!goodnoteはマジ神だね。効率アップでした♪

 グットノートでやっていたこと。

 ・フリープランニング ・各アウトプット ・図面CHK 等々

 

後編まとめ

 ●エスキス・作図・チェックの徹底的にタイムマネージメントすべし

 ●添削前の自分の図面は自分でチェックすべし

 ●計画の要点苦手な方、指摘の多い方は過去問模写すべし(ウラ指導の模範解答ね)

 ●最後の追い込み侮れぬ

【2年目と3年目での違い 2年目ではやっていなくて3年目でやったこと】

これが、私個人のリアル合格の秘訣です。

●エスキスを腹落ちさせた。(理解した)

●素直に、やれと言われたことをやった。ひたすらに真似た。

●過去問を1回解いてみた。

●教科書を素直に読んでみた。

●情報戦をした。(他の資格学校課題も解いたり目を通した)

人それぞれの得意不得意等があるので、全て参考にならない箇所もあるかと思います。

【素直に。】本当にこれに尽きます。。。!

1mmでも参考になる箇所があれば、幸いです。

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この記事を書いた人

こんにちは。よろみです。
1級建築士を目指している方、ダイエットを成功させたい方、目標に向かって頑張っている方に向けて、私が体感してきた成功の秘訣を書いています。1mmでも参考になれば幸いです。

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