こんにちは。1級建築士よろみです。
私は、製図試験3度目で合格することができました。
1年目 日建学院 学科突破 そのまま製図へ 不合格
2年目 教育的ウラ指導 製図不合格
3年目 教育的ウラ指導 製図合格
カド番と言われる年、私は何をしたか。
どんな勉強をしたか。
2年目と3年目の違いは何か。(これは、後編記事のまとめに書きました♪)
写真の内容を元に、やった事とその目的を詳しく書いていきます。
~ボリューム満点になったので、前編・後編とにわけました♪~
※学校の選択理由については、こちらのブログをご参照ください。
※不合格となった敗因についての自分なりの検証は、こちらのブログをご参照ください。
まずもってスケジュール管理(勉強時間確保管理!)
まずスケジュール管理するためのスケジュール帳をゲットしました。
書くことは、朝昼晩と、やる勉強内容を書きます。
そして、それが予定通り出来たか、出来なかったかも見える化させます。
目的としては、見える化する事で、自分のモチベの波に気付けたり、このくらいまでは出来る出来ない等の自分のキャパを把握できやすいなぁと思います。(自分を知る)
あと、試験直前に振り返った時、今までこんだけ頑張ってきたんやって見返せるように♪
当初の1日の目標勉強時間は、平日3時間・休日5時間。
無理な目標設定を初めからしない♪ことがポイント。
後半は、毎日や毎回ではないですが、平日は4時間くらい、休日は、10時間近くはしてました。
過去問は製本してすぐ見れるようにしてた
平成11年~令和2年までの過去問の、課題文・標準解答例①②、ウラ指導模範解答図面・要点記述の順番で、製本1冊を作成しました。(年代的に全部揃ってないやつもあるけど)
この目的は、課題独自の言い回しや、作図の表現の仕方や、文言などの表現の仕方を確認するためです。
過去に出されたものは、その表現を真似るに付きます。
気になった時にすぐに見れるように製本をして書き込んでいました。
これに関しては、ipadでデータで見るより、本になってる方が断然見やすかったです♪
過去問は解いた方がいいか問題
私の答えは、『本試験類似課題は必ず1回は解いたほうが良い。』です。あと、類似課題の標準解答例はトレースも♪
解いたあとは、解きっぱなしにせず、模範、標準①②のAPZ6丸と立体ゾーニングを書き出し比較し、試験元が求めていたこと、どこを割り切っているか、使い勝手をふまえたグルーピング、計画の要点(採点ポイント)が図面の表現でどうなっているか等々を自分なりに書きだしました。
資格試験勉強の基本として、【過去問を勉強する】ことは大前提としてありますよね。
学科試験のように、過去問何年分を何回解けば~何ていうのは製図試験に関してはあまり通用しません。(意味無いとは思わない!)
私、1年目も2年目も過去問を解いた事が無かったんですね。
ただ、3年目の前半(1月~課題発表までの期間)は、出た通信課題を解く前に、類似の過去問を一度解くという事をしました。(エスキスのみ)
なぜ、3年目にして解いてみようと思ったかは、その時点で、自分自身の思考の癖などが、マイノリティの傾向がある事に気付いていて笑(2年目の反省)
3年目の目標は、脱マイノリティ♪(目指せ!大多数!)でした。
実際に、出た課題と類似の過去問を一度解く→出された課題を解く。という流れを踏むと、2年目の同時期の課題を解いた時は違う腹落ち感を感じました。
そして、少しずつ、マイノリティな事も減ってきて☆
マイノリティな事をしちゃうのって、ただ、概略を知らないだけというか、全体像が分からない中で闇雲にやってたからなんかも!?と気づきました。
そういった意味でも、私のように、マイノリティな傾向がある方は、過去問一度は解いてみるのオススメです。
ここで言うマイノリティとは。。。アプローチや、階ふりや、管理ゾーンの配置等や、メインの居室の配置等を、模範解答例とは全然違う事をしている事を指します。
THE少数派。
この試験は、王道を目指す試験なので、自分がマイノリティなアウトプットをしてしまう傾向がある方は、まず、大多数を目指すという意識を持つ事が大切です☆
全体像を一旦知るという意味あいで、過年度生も初年度生も、できれば、類似課題のやつは1度はエスキスだけでもやってみることは、すごく良いことだと思います。
自分なりのアウトップの大切さ
自分の理解したことを、まとめてみる。
自分の字や自分の言葉で、勉強した事をアウトップする。
これ、自分の字と自分の言葉ってのが、かなりポイントです。
それが結果として、参考書の丸写しのような形になったとしても!
読んだだけ、やってみただけ、誰かがまとめてくれてる資料を見るより、グッと理解度が上がります。
これマジ不思議!
あと、理解を深めるには、人に説明出来るようにって話あるじゃないですか、、、
あれ、その通りやと思うんですが、製図試験に関しては、
自分自身が徹底的に理解出来るのがまずもって大切で。
特に、エスキスなんかは、今何をやっているかが、自分でわかってないと、
まじで意味がない。
正味、私は昨年、エスキス方法を人が理解出来るように説明出来きたかって全然出来なかった。。。!
だけど、自分自身では、何をやってるか理解出来てたし、腹落ちしてた。
ようは、ただ単に、言語化が出来なかった。それは今も危ういが笑
何が言いたいかと言うと、勉強していく中で、
自分は理解出来ている→人に説明が上手く出来ない→やっぱり私、全然理解出来てないんだ とかいう闇落ちしないで欲しいなって。
それが全てじゃないよって言いたい。
自分が理解する力と、その理解した事を言語化して相手に伝える力は別で、
自分が理解するって部分に全勢力を使いたいよね。まずは♪って話。
もちろん、人が理解出来るように説明出来る方は、それはもうどんどんしてください♪
でも、出来なくても自分が理解出来てればOKだから♪
自力に集中で♪
不明点ととことん向き合う(私は設備でした)
不明点、ようは苦手なものと、とことん向き合った1年でした。
思考の癖やマインド関係のメンタル面もそうですが、勉強内容の事で言うと、私は設備がいつも不安要素でした。
※思考の癖やマインド関係とどう向き合ったかは、こちらのブログをご参照ください。
機械室の有無、DSの有無、床置きパッケージの場合でDSいらんパターン、え、給気どっから取ってるん?エアハンのレタンどこ?などなど、
無駄に気になる性格もあってか笑 自分が腹落ちするまで調べて、アウトップして、先生方に質問してを繰り返しました。
実際、後半(課題発表後)は、課題によって、ある程度空調方式は決まってくるので、そこに焦点当てて勉強する程度で問題ないと思います。
ただ、一つ自分の不安要素が薄れるとそれだけで自信が付きます。
自分の苦手な事や、これが出たらやだな~とか逃げたくなることと、しっかり向き合う。
苦手なことが減るだけで、すごく自信がつくという事が、本試験のメンタルにかなりプラスに働いたなと思っています。
前編はここまで♪
前編まとめ
●勉強時間確保管理をするべし
●作図の表現や、文言(記述に書く)は過去問を参考にするべし
●マイノリティ子は、過去問を一度解いてみるべし
●自分なりのアウトプットをすべし
●不明点はとことん向き合うべし
・作図が遅いって、手順が頭に入って無い人?それとも、作図スピードが遅い人?
・やって良かったなぁと思う勉強
・Ipad+goodnote=良き
・2年目と3年目の違い
後編の記事はこちら♪
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