今回の記事は自分用に残します。
あと、私と同じように1級建築士取得後に宅建試験にチャレンジしようと思っているが、なんかマインドが追いつかないな~って方などの参考になればと思っています。
先に言うと、今回の宅建士へのチャレンジは最後の最後まで自分のマインドが追いついてこなかったという事実がありました。わかりやすく言葉を選ばずに書くと、やる気が無い状態が続いてました。めちゃくちゃクソみたいなマインドだったので、あんまり良くないなぁとわかっていながら、そう思いながらも進んだ結果を記録します。このマインドは新境地でした。
今後のためにも、そういったクソマインドになった敗因や結果の、自分なりの考察結果と、初めて宅建士を受験して、私自身が感じたことや理解したことを備忘録として残します。
私の結果(2022年10月16日試験)不合格【合格基準点36点】
34/50(日建採点)
◎権利→8/14 ◎法→4/8 ◎税→1/3 ◎業法→16/20 ◎免除→5/5
時間配分 (解いた順番 ①免除5問 ②業法 ③法と税 ④権利)
本番のタイム ◎免除と業法:43分 ◎法と税:23分 ◎権利:37分 ◎見直し:17分
当日の率直な感想
本番で業法が予想より早く解けたのは、本番当日の集中モード全開パワーの恩恵もあったなという印象です。難易度については、業法が簡単やなと感じました。なんや、本番の問題ってこんな感じなんや~、これイケそう!!!ってすぐに調子乗って希望の光を感じつつも、これ、権利オール捨て(それ以外満点目指す系)で勉強してくる人を落とす試験になったか!?と、権利でいかに点数取れるかやろうなぁという勝手な印象を受けました。あと、法も難しかった。大好きだと思っていた農地法も、はにゃ?でした笑 で、権利は、もう全て、は?でしたね。理解して、心あたりを持ってしっかり解けたのは2問くらいしかなかったです。あとは、理屈を考えて想像して推理して解く世界線でした。。。←
私の合計勉強時間とやったこと(勉強内容)
勉強時間
合計144時間20分 ※移動時間等の、ながら勉強は含まず 月別時間は下記写真にて。
勉強場所と1日の勉強時間の詳細は下記PDFにて。
やったこと(勉強内容)
〇教科書を読む(日建学院のん)
→目的:基本的な事を知るため。建築士の法規で言うと、第1条を読むイメージ
建築士の勉強でも体感してることで、教科書を読む事はかなり重要だと認識しています。
あと、やっぱり大手資格学校の教科書への信頼感は絶大にあって、歴史と実績なだけあるよなぁってこれも建築士の試験で体感していたので、今回も日建学院さんの教材だけ購入しました♪(模試付き)
実際に教科書をどう活用したか。
私は、この教科書をPDF化しipadで通勤時に読んだり、空いた時間に読んだりしました。
読むときのルールとして、初見のマーキング色と、問題解いた後に読み返した時のマーキング色を変える事をしてました。(アプリはgoodnotes使用)
1回目はガッツリ読むというより、サラッと読むイメージ。(黄色マーカー)
へ~って感じで進めていきます。なんやこれ?って思ったキーワードがあっても、それが問題でどのように問われてくるかが謎なので、1回目読むその時は深く拾いません。
ほんで、分野別過去問を解いていく中でわからん所あったら教科書を読んでいきます(黄色マーカ以外の色でマーキングや追記)
これをすると、いつも見返す分野や書き込みが多い所が目立つようになるので、自分の苦手分野や不安分野がわかりやすかったです。
実際通しで読んだ教科書は、民法・権利・宅建業法の3つを読みました。
法と税は、分野別過去問の反復すれば、なんとなくいけそうだなという自分の感があったのと、実際に勉強していく中で、その2つの教科書を読む時間が無かった。というか、もっと言語化すると、マインド的にその時間を作れなかった&作らなかったが正解です。。。(結果として、法と税が全然点数が取れてなかったので、スルーした結果は顕著に出たなと思います・・・)
〇過去問を通しで解いた(直近3つだけ)
→目的:そもそもの宅建試験の大枠というものを体感してイメージを掴むため
この時、時間についてもどれくらい掛かるか、イメージを掴む程度にざっくりで計測しました。
初めて解いた時の感想は、え、皆これ2時間で終わる?余るの?ってくらい、全然時間が足りない世界線で、大丈夫やろうか!?と不安は覚えたものの、どうせ本番は早くなるだろうと、これまでの自分の経験から、感覚的に感じるものがあって、まぁとりあえず勉強を進めていこか♪といった具合でした。
他に、通しで問題を解いたのは、
9月に確認テスト(この時は3問、時間オーバーとなる)、10月2日の日建さんの公開模試、試験の週に吉野塾のワンコイン模試ネイビーを解いたのみで、基本的に問題を解くのは分野別過去問にて解いてました。
〇分野別過去問を解いた
→目的:反復練習のイメージで基本的な事をインプットするため
※今回の私はこの部分が圧倒的に不足しています。
(業法・法・税は各1周+α、権利は抜粋した項目のみ1周)
問題集は日建学院さんの分野別過去問集を活用しました。
これは、1級建築士の学科試験勉強時と同様だなぁっと思っていて、“めちゃくちゃ広い範囲の中から抜粋された問題詰め合わせ”の本試験テストを繰り返し解いていても、全く同じ問題や言い回しが似てるような問題が出ない限り解けない。という状況になりやすい・・・
分野別過去問は、その分野の問題が過去にどのような形式で問われてきたか、パターンを知る事が出来るので、ここをひたすらに反復しなきゃなぁと認識していました。(そう思いながらもしなかったクソマインド・・)
で、問題集ひたすら解くだけじゃ意味ないよなぁと思っていて(これも1級の学科から学んだ事)
問題を解いていてわからない所は教科書を読む→その問題の前後の理屈を理解する。の繰り返しで進めていました。
私は自分で書く事で理解度が深まる方なので、試験当日にそれ見て復習出来るようにgoodnoteにまとめました。ノートに勉強したことを都度まとめていくのではなく、ここポイントやな!という、絶対的押さえないといけないような部分等を抜粋してまとめるイメージで、本当は1枚でまとめたかったけど、3ページくらいになりました。
で私はこのnoteや、書き込みをした教科書を、頭の中で絵として記憶するイメージ持ってインプットして(スクショするかんじ)、問題解いていく中で、そのスクショを思い出しながら解いていました。(これも1級の学科からの学びです)
〇YouTube等で解説を見た(棚田行政書士の不動産大学・吉野塾・一問一答アプリ)
初めて、宅建の勉強をしてビックリしたのは、無料でめちゃくちゃ素晴らしい情報(教材)が沢山あるという事です。
この場をかりて御礼したいのは、棚田行政書士の不動産大学チャンネル!
まじでわかりやすくて、めちゃくちゃお世話になりました。
9月から分野別過去問にトライしていく中で←(これも遅すぎるが)、教科書を読んでも、は?な部分など、YouTubeで検索して見る→問題解く→自分なりにアウトプットしまとめるといった感じで進めていました。
特に、借地借家法の動画と、土地区画整理事業の動画はまじで神だと思います。
棚田行政書士の動画がめちゃくちゃ解りやすいのって、イメージが付くように説明いただけるんです。
で、私最近、自分が仕事でBIMでパースを作るようになって気付いたことがあって、
それは、人はイメージ出来ないものに、抵抗を感じやすいんだなぁって思った事があって。“わからないもの”に対して否定的になりやすいなって。
なので、苦手なものって、単に、その事について全容を知らないとか、わからないだけで、じゃあ何でわからないかって、自分の中でイメージが付いてないだけなんだぁって思いました。(なんかこの人ちょっと苦手かも~って思ってた人とたまたま話したらめっちゃいい人で苦手じゃなくなる的な?笑)
逆を言えば、イメージが付けば、理解できる!(理解しやすい)
その取っ掛かりを、棚田行政書士のチャンネルから沢山学びました!
本当にありがとうございます。
今回の敗因(クソマインド)
冒頭でも書いたように、今回は本当にやる気が中々続かなかったんです。
今後のために、この通称クソマインドを記録しておきます。
敗因をズバリ言うと、そもそもの取得目的を、他人軸で決めてしまった!なぁと。。。←
挑戦理由何ですか?って聞かれたらこう答えるしかないんです。↓
他人に取っておくと転職に強いよーって言われたから。←
ようは、取得目的が自分軸でなかったんですね。。。!
で、過去の自分を振り返ったときに、今まで手に入れてきたもの(挑戦してきたこと)っていうのが、誰かに言われた(強制的)とか、社会性を気にして(今回みたいにね)とか、そういった理由が起点になった事って一つも無くて、いつも自分自身が、これしたい!これが欲しい!こうありたい!ってそう思った事しか、私は手に入ってこなかったなぁと。てか、そういう事しか挑戦してこなかったなぁと。
最初のきっかけは誰かの何気ない一言の場合もあるけど、その後に自分自身でその事にコミットしてこれたのは、しっかり自分の中で、私がしたい。私が欲しい。って部分を確立出来てたからやなぁと。
本当に欲しいものしか、やっぱり手に入らんなぁとも、痛感しました。
いろいろ要因はあると思っていて、私の性格を踏まえても、そもそもで資格試験の取得順番を間違えたなと思っています。挑戦する際に、少しの不安や恐怖心っていうのは必要なんだなと思いました。
というのも今回、落ちようが全然怖くなかったし不安もゼロでした。それは上記にもあるように、そもそもの取得目的が弱かった事や、絶対的に欲しい理由があったり、実務的に必要にならないとマインドがついてこないなぁとわかりました。
結局、覚悟の話になったりもする。・・・場合もある。(今回の宅建は覚悟以前の話やな。。。)
「資格取得の順番」についていうと、これは本当に個人的意見ですが、
1級建築士も宅建士も欲しい!と目指されている方で、製図試験は合格年はパスして次の年に受験予定って方(1年かけて製図試験に挑むスケジュールを組んでいる方ね♪)
1級建築士の学科終了後すぐに宅建士の勉強→宅建士受験が一番効率良く合格しやすいだろうなぁと思いました。
やる気スイッチは存在しない。というお話し
今回、やる気が無いと認識しながらも進めた部分について考察します。
それは経験上、やる気が無い時どうすれば進めるかという事を体感していたので、今回も、やる気ないなりに、進んだんですね。
それは、やる気があるから行動出来てるんじゃなくて、行動するからおのずとやる的な考えで、とりあえず、やる気なくても、アクションする。って事をしていました。(これ、やる気があるから日々宅トレするんじゃなくて、宅トレを日々するからやる気が出てくるのロジックと同じ!笑)
ようは、習慣化にするイメージです。(まぁそれも簡単じゃないよね・・・汗)
今回で言うとクソマインドだったので、習慣化出来れば勝ちやな~と頭で思いながらも、勉強時間の所を見たらわかるように中々腰が重かった。そして、ダラダラという最高のリラックス&エンタメ時間の心地よさにすぐ移行してしまってました笑
なので、お気に入りのカフェ行く、お気に入りの図書館行くとか、自分が集中しやすい環境へ身を投じるアクションをしてました。
まとめ(私の場合)
・本当に欲しいものしか手に入らない
・社会性を理由(他人軸)にしたものものは結果が出にくい
・宅建試験は無料でめっちゃいいものがありすぎる(YouTube等)
・わからない事=イメージがついていないだけかもよ?
来年の取得については、今後の自分のビジョンを含めて、深く熟考し検討します!
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